解決事例3　故人様の財産がほとんど分からないケースのご相続

概要

葬儀社様からのご紹介でご面談させていただいたY様50代男性。

他県にお住いのお兄様が亡くなられたことによるご相談です。

お兄様は未婚でご両親も他界されているためY様が相続人になりますが、別生計であったため、どのような財産がいくらあるのかほとんど分からないとの状況です。

また借金などの負の財産の有無も心配されており、どうしていいか分からないとお悩みでした。

解決内容

初回面談の際に、お兄様の自宅にあった通帳などの書類をお持ちいただき、まずは現状の把握をさせていただきました。

また証券保管振替機構、生命保険照会、信用情報照会などの各種制度にて、お兄様の財産を網羅的に調査することをご提案し、弊社にて可能な限り財産調査を行いました。

その結果、負の財産はないことが分かり、Y様が想定していた財産よりも多額の財産があるということが判明しました。

Y様にご報告し、ご安心いただいたうえで、相続手続きを完結することができました。

また空き家となったお兄様の自宅も、弊社を経由して売却させていただき、その後の確定申告までもサポートいたしました。

総括

今回のご相続は、負の財産の有無によって相続放棄も検討していく必要がございました。この場合は、相続発生日より３か月以内という期限もあるため、弊社においても期限管理を徹底して業務を進めて参りました。

故人様と同居していない場合は、そもそも財産の概要が不明であるとことも珍しくありません。この場合は各種照会制度を利用して相続手続きを進めることが早期解決へと繋がります。

遺産相続手続きについては各種期限等もあるため、ご相談が解決への近道となります。
相続相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。